あたたかな場所へ
今後を考えるにあたって、1年前にやっていた自己分析を頭の中でやってみたのです。
自分の中にあるブレない軸 とか 変わらない価値観 とかそういうやつ。
当時は、こだわりがある とか 伝統文化に興味がある なんてことを書いていたのですが、なんだかしっくりと来ないところもありました。
そこで改めて、就活の際に気に入っていた企業を頭の中でリストアップしてみました。
・中川政七商店
・和える
・ドリームアーツ
・任天堂 etc.
もちろん伝統文化に関係する企業はありましたが、必ずしもその点に惹かれたわけではないと気づきました。
私自身これまで伝統文化が好きという風に思っていたんですが、一方で特に歴史に熱い男というわけでもなく…(大学もあの有様ですから)
歴史と伝統というのは密接に関係している言葉だと思います。
そうなると伝統文化というのは、私の軸:本当に好きなことには当てはまらないような気がしました。
実際に就職した企業は伝統文化とは一切関係ない分野のところ。
私が興味を持った企業は他の条件を持っているのではないか。
これらの企業に共通する、ぼんやりとした温かい印象。
これは何だろうとじっくり考えてみると、それは「家」「暮らし」と言った言葉に表現されるようなもの と結論づけることができました。
そこで少し自分の仕事以外の事を振り返ってみると、やはりそこには共通して 家族のような雰囲気とか あたたかさ というものが存在していたのです。
・バイトで勤めたフランチャイズ経営のコンビニ。ここは家族3人で経営しており、楽しく働けました。
・立ち上げに関わったブラインドサッカーのチーム。いろんな人が混ざり合う あたたかい雰囲気の チームです。
・大学のサークルの関係で利用するようになり、現在も頻繁に足を運んでいる場所。家族のような雰囲気、家という感覚が私の理想とするイメージにとても近い。
逆に、長く続かなかったバイトや苦手なタイプの人には共通して、「排他的」とか「攻撃的」といった言葉が似合います。
…
これからはポカポカとした日差しが差し込むような場所に、自分の身を置かなければならないと思いました。
自分でそういった場所を選択しなければならないと。
あたたかな場所で働き、あたたかな人たちと過ごす、あたたかな時間。
それが私に必要なものでした。
紆余曲折はしましたが、やっと気付けました。
ある人の話で
「あなたたちは幸せにならなければならない」
と言われたことをふと思い出します。
「~しなければならない」という表現は苦手ですが、今回に限っては幸せになる使命感を持ちたい。
これから少しずつ陽の当たる場所へと向かっていきます。